nobulog~横浜、名古屋そして ジャカルタへ

日本、インドネシアでの暮らし、ライフスタイル、仕事、カネ、遊び、グルメについて、感じたこと、思ったことを発信しています。

インドネシア世界遺産巡りの旅 「プランバナン寺院」「ボロブドゥール遺跡」

皆さん、こんにちは。

今年の3月末にジャカルタにやってきたnobuです。

いつも僕のブログをお読みいただきまして、ありがとうございます。

 

突然ですが、皆さんは世界遺産って好きですか??

僕はけっこう好きなんです! 実際に世界遺産の場所を訪れることはそう簡単ではないけれど、その場所、空間に立ってみると、なんとも言えないインスピレーションというか、波動を受けるように思うんです。

 

5月の始め ちょうど日本が「令和」となって間もない頃、インドネシアの旧都ジョグジャカルタに行くことができました。お目当てはもちろん、ユネスコ世界遺産に登録されている寺院を見に行くことです。3月末にインドネシアに移り住んでから、初めての旅行になりました。

 

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(写真は、世界遺産プランバナン寺院。青空に向かって炎のようにそびええ立つ外観が特徴的です。めちゃめちゃ存在感があります!

 

今日は、そのときのことをお話ししたいと思います。

内容はざっとこんな感じです。

 

 


1.ジョグジャカルタについて

 ジョグジャカルタは首都ジャカルタから飛行機で約80分、ジャワ島の中部にあります。その昔、インドネシアの中心として栄えた都で、世界遺産に登録されている世界最大級の石造建築プランバナン寺院、ボロブドゥール遺跡があり、歴史的にも文化的にも見どころがたくさんあります。

 元々は仏教やヒンドゥー教が栄えた都でしたが、16世紀に入ってジャワ島でイスラム勢力が強大となり、ジョグジャカルタの王族、僧侶の多くはバリ島に逃れて行きました。バリ島の独特な文化はその流れを受け継ぐものです。

 

2.旅の準備

 今回は、急遽思い立った旅行で準備期間がなかったので、インドネシアの国内ツアーを手掛けているパンダツアーを利用しました。
 パンダツアーは今回初めて利用しましたが、ブロックMの“スーパーPAPAYA”の2階に事務所があり、日本人スタッフの方も常駐されているので、日本語で問合せができインドネシア語に不慣れな僕でもストレスなく安心して予約が出来ました。
ツアーには、次の内容が含まれています。

 

ジャカルタジョグジャカルタ間の往復航空券

日本語が話せる現地ガイド

 ジョグジャカルタの飛行場での出迎えから、帰りの飛行機までの1泊2日の間、日本語が話せる現地ガイドさん(女性)が同行。

③移動は専用車

 専用車は“乗り合いバス”とかではなく、借り切りの乗用車でした。ガイドさんとは別に運転手さんが付く。

④ホテルは、ハイアットリージェンシーのデラックスクラス(超高級で文句なし)。

⑤見学料・駐車場代含み。

 観光先は、プランバナン寺院、ボロブドゥール遺跡、水の宮殿タマンサリ、バティック製造現場見学、ジェコウネココーヒー生産所等。

⑥全食事付き。

 初日の昼食・夕食、二日目の朝食(ホテル)・昼食もすべてツアーに含まれる。

 

①~⑥まで込みで幾らかというと、「5,330,000ルピア(約42,000円)」でした。これだけの内容と自分で手配する手間等を考えれば良心的な価格である、と思いました。

 

3.旅行1日目

・飛行機

  ガルーダインドネシア航空204便(ジャカルタ発0755→ジョグジャカルタ着0920)で移動。

 ジョグジャカルタ飛行場は、のんびりとした田舎の空港といった感じで、飛行機を降りると発着ゲートまで歩いて移動します。飛行機をバックに記念撮影しても、全く問題ありませんでした。飛行機の胴体には、三菱自動車の新型車の広告が見えます。三菱の車は、インドネシアではとても人気があるそうです。

 飛行場の到着ゲートでガイドさんと合流し、最初の目的地プランバナン寺院まで車で移動します。

 

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(乗ってきた飛行機を背景に記念撮影。日本ではこんなことできませんよね。襟元がだらしなくてスミマセンm(__)m)

世界遺産プランバナン寺院

 プランバナン寺院は、9世紀頃に建てられたヒンドゥー教の寺院です。まるで炎のように天に向かってそびえ立つ外観が特徴的です。重厚な石材で造られたいますが、過去何度か大きな地震に遭って、倒壊、修復が繰り返されているとのことです。

 寺院の中に収められた石像や、外壁のレリーフが素晴らしく、見ごたえ抜群です。ほんの一部ですが、撮ってきた写真を以下に載せますね。

 

 

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(プランバナン寺院の中心にそびえ立つ主堂シヴァ神殿。6つある祠堂の中で最も大きく、内部には石像が収められています。)

 

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破壊と創造の神、シヴァ神。)

 

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シヴァ神の妻、ドゥルガ女神像。曲線が官能的ですね。)

 

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(象の頭を持つ ガネーシャは、シヴァ神の息子。知恵と学問の神様です。「鼻を撫でるそのご利益でと頭が良くなる」と言われているので、鼻の部分がテカテカになってます。)

 

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(聖なる牛ナンティは、シヴァ神の乗り物です。だから、ヒンドゥー教徒が多いインドでは、牛が大切にされるんですね。)

 

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(回廊には、古の物語がレリーフとして残されています。)

 

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(この石像のお腹を撫でるとお金持ちになれる、と聞いたので、何度も撫でまわしてきました。)


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(頭が人で体が鳥の石像。とても怪しいかったです。)

 

  寺院の階段は傾斜が厳しく、転ばないよう気を配りながら登り降りしました。また寺院の周辺は広大な緑豊かな公園になっていて、地元の学生さん達がキャンプをしたり、遠足で訪れたりするそうです。

 

 すっかり歩き疲れてしまい、ホテルの帰る前に夕食を取ることにしました。夕食はツアー料金に含まれており、中華っぽいインドネシア料理でした。

 

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(白色を基調とした店内に赤色のテーブルと椅子が並び、清潔感のある可愛らしいレストランでした。時間が早かったため、貸し切り状態でした。)

 

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(スープ、炒め物、揚げ物、焼きそばにライス。これにBintanビールをいただいて、充分過ぎる夕食でした。お味も美味しかったです。)

ハイアットリージェンシー ジョグジャカルタ

  「広大な敷地には緑豊かな庭園が広がり、ゴルフ場やテニスコートが併設するホテル」と聞いていたのですが、ホテルに着いた時には、すっかり日が暮れており、緑豊かな庭園は明日までのお預けとなりました。

 それでも、なんとか庭の様子を写真に収めました。暗くて先まで見えませんが、夜風に吹かれてとても良い雰囲気です。

 

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(暗かった割にはキレイな写真が撮れました。池の向こう側、背の高い木の向こう間にに、拓けた敷地が見えます。きっとゴルフ場なんだと思います。)

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(ホテルの装飾もいい感じです。このレトロな自転車がとてもオシャレに見えます。思わず、パチリ。向こうに鏡に自分の姿が映っておりました~)

 

 4.旅行2日目

ハイアットリージェンシー ジョグジャカルタ(朝編)

 2日目、朝日が眩しい。快晴です。今日も暑くなりそうです。昨日見れなかったホテルの庭は、いったいどうなっているんだろうか? 少し慌てながら超ダッシュで着替えを終えて、部屋を飛び出しました。そこには、昨夜の景色とはガラッと雰囲気が違う緑の庭園がありました。

 

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(遠くに見えるのは、Merbabu山。標高3,142mの活火山です。)

 

 どうですか!? 

空の青と緑のコントラストが美し過ぎます。いつまでも眺めていたい絵画のような景色です。

しかし今日はこれから、念願のボロブドゥール遺跡に行くのです。しっかりとこの景色を目に焼き付けてホテルを後にすることにしました。

世界遺産ボロブドゥール遺跡

ボロブドゥール遺跡は、8-9世紀にかけて建造された世界最大の仏教遺跡で1991年に世界遺産に登録されました。

ムラビ火山などの山々に囲まれた平原の中央にあります。

 入り口の案内板です。既にここからテンションがアゲアゲになってきます。僕だけじゃなく、ここに訪れる観光客は誰しもがとてもワクワクした気分になって、

“BOROBUDUR”の看板の前で記念写真を撮っています。

 

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 とても良い天気で空も青く気持ちいいのですが、ご覧のとおり日陰はありません。僕は帽子も被らず、シャツも半袖でしたので、回廊を上がって行くにしたがって強烈な日差しにやられてしまいました。

 

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 (全く日を遮るところがありません!)

 

 鐘を逆さにしたようなストゥーパと呼ばれる仏塔の中には釈迦如来像が収められています。回廊を一段一段上がって行くたびに巡礼者の過去の災いが消えていくと言われています。

 最後の階段を上がると急に視界が開けて、下の写真のようなストゥーパがたくさんある広々とした空間に出ます。遺跡の周辺は視界を遮る高い建物はなく、360度周辺の景色が見渡せます。まるで天空から下界を見下ろしているような感じでしょうか…

 

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 (目が覚める程の空の青さです。遺跡の周辺は高い建物はなく、360度下界の景色が見渡せる。)

 

このストゥーパは半壊しており、お釈迦様の姿が露出しています。珍しいので、絶好の撮影スポットになっています。他のストゥーパの中にも、全てお釈迦様おかれています。

 

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 (このストゥーパは半壊しており、お釈迦様の姿が露出している。)

 

 遠くにはムラビ山が見えます。

何百年もの間、お釈迦様は毎日この景色を見ておられるのだ、と思うと、雄大な時間の流れが感じられ、なんだか急に自分がちっぽけに感じてしまいます。

 

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 (お釈迦様は毎日、この山を眺めている。)

 

5.まとめ

 インドネシア世界遺産巡りの旅は、いかがでしたでしょうか。

皆様に少しでも臨場感がお伝え出来ましたら、とても嬉しく思います。興味が湧きましたら、是非時間を作って実際に訪ねてみてくださいね。ご自分の目で見て、歩いて、触って歴史と文化の世界の財産を体感して愛でてください。

 今回の旅行では、上に紹介しました「プランバナン寺院」「ボロブドゥール遺跡」の他にも、水の宮殿タマンサリ、バティック製造現場見学、ジェコウネココーヒー生産所等を訪れましたが、このブログに掲載すると、超長い内容になってしまうため、また機会がありましたらご紹介したいと思います。

 最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。

 

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