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Facebook仮想通貨 Libra とは?メリット・購入方法は?

先月18日、米Facebookが画期的な決済サービスを発表しました。

 

独自通貨、その名も「Libra(リブラ)」を利用して、国境を越えた送金、決済が可能となるようなんです。

                                 

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Facebookという巨大IT企業が金融業界に参入してくることで、僕等の生活にいったいどんな影響があるのでしょうか?

 

このブログでは Facebook独自通貨Libraについて、そのメリット、購入方法について、分かり易くまとめてみました。

 

 

 


<Facebookとは?>


Facebookについては、皆さんご存知だと思いますが、改めて記載しますと、2004年に当時ハーバード大学の学生であったマーク・ザッカーバーグが始めた世界最大のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)です。


日本でも利用している人は多いですよね。僕も利用者の1人です。
なんと世界中で30億人近い利用者がいるとのことです。
これって、世界人口の半分くらいってことでしょ??

 

スマホを持ってない小さな子供やお年寄りを除いたら、スマホを持ってる人の100%近くが Facebookを利用している、ってことにならないでしょうか??スゴスギです。

 

Facebookを運営しているのは、米国カリフォルニア州に本社を置くFacebook,Inc.です。

この会社は、GAFA(Google,Amazon,Facebook,Apple)と呼ばれる米国巨大IT企業の一角を担っています。皆さんご存知ですよね?

 

この会社は、Facebookだけじゃなくて、Instagram、Messenger、WhatsAppも提供しているんですよ!

 

最近話題になっていたのが、データ流出に対する巨額制裁金の話です。

2018年3月にFacebookから8700万人の個人情報が流出し不正に使用されたことが大問題となりました。
これを重く見た米国連保取引委員会(FTC)はこの制裁金として、同社に日本円換算で5400億円という巨額の制裁金を科しました。この金額も半端なくデカいですね。

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<そもそも Libraってどういう意味?>

Libraは、古代ローマ発祥の質量・通貨の単位で、
元はラテン語で「天秤」を意味する言葉なんですって(Wikipediaより)。


「新しい世界統一通貨の単位」といった意図があるんでしょうかね?

 

<Libraって、どんなサービスなの?>


まだサービスの詳細は公表されておりませんが、Libraという独自通貨を利用して、国境を越えたお金の送金や決済が可能となるようです。

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従来の金融機関を通した海外送金では、「手数料も高いし時間もかかっていた」という不満がありました。


近年になって“Bitcoin(BTC)”に代表される暗号資産(仮想通貨)が登場し、ブロックチェーン技術を使った“安価で瞬時に送金可能な仕組み”が生まれましたが、暗号資産は投機目的で売買がなされ、価格変動が激しいため、決済サービスの基準通貨としての用途には向いていませんでした。


Libraは価格変動が激しい暗号資産とは異なり、ドルやユーロなどの法定通貨と一定比率で交換可能であり、価格が安定している通貨(ステーブルコイン)で、MRF(マネー・リザーブ・ファンド)やMMF(マネー・マーケット・ファンド)のような設計になっているようです。

 

価格変動がなく安定しているため、個人間の送金や、個人と企業との間の支払いに利用できるとして期待されています。


既にクレジットカード大手 VISA、Mastercard、タクシー配車サービス Uber、オンライン決算サービス PayPal等のそうそうたる企業が参画を表明しています。

世界中で30億人いるといわれるFacebookの利用者が、ネットで購入できる商品やサービスの支払いにLibraを使い、さらに個人間でのお金のやり取りができるよになれば、従来の現金や海外送金、クレジットカード決済に代わって広く使用される可能性が高いです。

 

新興国では銀行の口座維持費、送金手数料、カード手数料を負担に感じる人も多く、銀行口座やクレジットカードを持っいる人は少ないようです。それに反してスマホの普及率は高い。スマホからFacebookを利用すれば、銀行口座やクレジットカードがなくても、お金のやり取りを瞬時に決済ができるということになります。


これは便利ですよね。ニーズに合ったサービスで、普及がどんどん進みそうです。

 

<Libraの購入方法は?>


残念ながら、現時点(2019年7月19日現在)でLibraの購入はできません。

2020年からサービスが開始されるとの情報がありますので、ただいま Facebookで準備の真っ最中だと思います。


Facebook上で購入できるようになるのか、暗号資産(仮想通貨)のように専用の取引所で購入することになるのか、Facebookからの公式発表を待ちたいと思います。

 


<まとめ>


今回ご紹介した「Facebook仮想通貨 Libraとは?メリット・購入方法は?」はいかがでしたでしょか?


30億人が利用するFacebookのプラットフォームから、安定した通貨を用いて、瞬時にお金の支払い、受取りができるようになれば、世の中はとても便利になります。


ただし既存の金融機関の仕事を奪ったり、一部の国の通貨にとって代わることも起こり得るため、これからいろいろと世界レベルで話し合いがなされていくことでしょう。


あまり規制をかけず、この仕組みを利用できるようにして欲しいと切に願います。
2020年の実装を皆さんと楽しみに待ちたいと思います。

 

 

最後までお読みいただきました 心の温かい皆様へ

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